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廃材を活用したキッチン扉 トクラス「リュッケファーブ」

2023.12.02

住宅設備メーカー トクラスの担当の方が「キッチンの塗装扉が2023年度グッドデザイン賞を受賞しました」とご報告に来られました。キッチン製造時に出る人造大理石の端材を粉末にして塗料に混ぜることで長く美しい状態を保つことが出来る塗装扉をつくったというもの。「廃材を活用することで産業廃棄物削減を通した環境への貢献と高耐久性を実現したことがサスティナブルな取り組みであることが評価された」というのが審査員コメントです。当時よりトクラスの塗装扉は100色以上のカラーがあり、好みのインテリアを実現できるため人気がありますが、艶消し仕上げのキッチン扉は傷がつきやすいことが課題となっていたそうです。「リュッケファーブ」という塗装扉は人造大理石の粉末を混ぜることで表面硬度が4~5Hになり、擦り傷が付きにくい扉になりました。トクラスは2020年に人造大理石に特殊配合樹脂(塗料)を吹き付けた鋳物の鉄肌感がある耐久性が高い人造大理石天板「テノールカウンター」を開発しています。テノールカウンターの技術が今回の塗装技術につながっているのだなぁと思いました。「リュッケファーブ」はデンマーク語で、しあわせな色という意味だそうです。艶消しカラー10色展開です。コラージアシリーズのシステムキッチンに搭載されています。光の当たり具合で表情が変わる肌感をぜひショールームでご覧ください。

トクラス福岡ショールーム 福岡市博多区豊1-9-13 営業時間10:00~17:00

※画像はトクラスホームページより転載

 

 

 

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